楽天イーグルス 開幕1軍へ ルーキーが奮闘 (23/03/09 19:49)
開幕まで3週間となった楽天イーグルスのオープン戦にルーキーの荘司投手、小孫投手が登板。そろって開幕1軍入りへ結果を残せたのでしょうか。
先発マウンドに上ったのは最速157キロを誇るドラフト1位ルーキー荘司。前回の登板では2回を投げて5失点と苦しい結果となりました。
その立ち上がり初球からこの日最速の152キロをマーク!先頭打者を1球で打ち取ると、切れ味抜群のカットボールを決め球に三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せます。その後もカットボールを軸にDeNA打線を翻ろう。3回までヒット1本に抑え、安定したピッチングを披露します。
続く4回、2アウトからコントロールが定まらず、2者連続フォアボール。それでも、変化球を低めに集めてピンチを脱出。毎回ランナーを背負うものの、5回途中まで無失点に抑え開幕ローテション入りへ前進する結果となりました。
荘司康誠 投手
「僕が投げる場面に全力を尽くすだけだと思うので、今は自分の実力がどれだけ通用するか試してやっていければいい」
6回からはドラフト2位ルーキー小孫が3番手で登板!まずは先頭、フォークで三振を奪うと続くバッターには外角低めへのストレートで連続三振!DeNA打線を無安打に封じ込めます。小孫はその後、2点を失いますが4回を投げて5つの三振を奪う力投。荘司に続き、こちらも粘りのピッチングを見せて開幕1軍へ望みを繋ぎました。
小孫竜二 投手
「これからが本当の長い戦いになる。修正しながら自分の武器を見つめながらやっていけたらいい」
一方、野手陣はベテランが奮起します!オープン戦9打席ノーヒットだった鈴木大地選手!第1打席にライトへオープン戦初ヒットを放つと、その後も快音を響かせ3打数3安打1打点!地元・静岡のファンの前で、開幕スタメンへ弾みをつける活躍を見せました。