楽天イーグルス ドラフト指名選手 一挙紹介 (22/10/21 19:58)
楽天イーグルスは10月20日のドラフト会議で、育成も含めて10選手を指名しました。プロ野球選手の第一歩を踏み出した選手たちを一挙紹介します。
立教大 荘司康誠 投手
「仙台放送をご覧の皆さん初めまして!楽天イーグルスから1位指名を受けました立教大学の荘司康誠です。いち早く顔と名前を覚えて頂けるように精一杯頑張っていきます。よろしくお願いします」
1位指名は2球団競合の末、交渉権を獲得した立教大学の荘司康誠投手。指名後の会見で楽天のイメージを聞かれると…。
立教大 荘司康誠 投手
「東北の皆さんとの強い絆だったり、ファンの皆さんに愛されている温かい球団だなというイメージ」
大学日本代表にも選ばれた荘司投手は最速157キロのストレートに加え多彩な変化球も一級品のスケール感溢れる右ピッチャーです。楽天は先発陣の年齢層が高く世代交代を見据えた補強がポイントとなっていただけに即戦力としてだけではなく将来性も見込める荘司投手には大きな期待が寄せられます。
立教大 荘司康誠 投手
「点を取られないピッチャー、荘司は点を取られないというようなイメージを持ってもらいたい」
石井監督はドラフト会議後、その足ですぐさま埼玉県内の寮で待つ荘司投手のもとへ。直筆のサインが書かれた交渉権獲得の紙を手渡しました。
石井一久 監督
「東北にもなかなか優勝を持ってこられてないので、今年終わった時になんとか戦力をしっかり整えないといけない。その中でピッチャーだということで力を貸して頂きたいなと思います」
立教大 荘司康誠 投手
「僕は頑張るだけです」
指名挨拶を終えた石井監督は…。
石井一久 監督
「(荘司投手は)顔もスタイルも僕よりもシャープなのであんまり横に並びたくなかったんですけど。楽天の中で中心選手になってほしいという気持ちを込めてきょう来たいと思って来させて頂きました」
会議終了からおよそ1時間後に12球団で一番早い指名挨拶を受けた荘司投手。大きな期待を受けプロへの思いを新たにしました。
立教大 荘司康誠 投手
「僕の可能性を信じて指名して頂けたんだなというのが伝わってきて、本当にその期待に応えたいなという思いがより一層強くなりました」
2位では鷺宮製作所の小孫竜二投手を指名。最速153キロのストレートを武器にどの球種でも空振りを取れる即戦力ピッチャーとして期待されます。3位も右ピッチャーを指名。九州産業大学の渡辺翔太投手は150キロ台のストレートを軸に多彩な変化球を操る本格派です。
九州産業大 渡辺翔太 投手
「どの球でも空振りを取れて三振がとれるというのが一番の持ち味なので、そこを生かしていきたいと思います」
4位指名は、福島県出身、東京農業大北海道オホーツクのサイドスロー伊藤茉央投手。5位では支配下で唯一の野手指名となったNTT西日本の平良竜哉内野手。6位は西濃運輸の左ピッチャー林優樹投手を指名しました。また、育成枠では内野手2人、投手2人を指名し合わせて10選手の交渉権を獲得しました。
続いて県内から指名された選手です。大学・社会人からご覧の4選手がプロの門をたたきます。まずはソフトバンク3位、東北福祉大のスラッガー甲斐生海選手。福岡県出身の甲斐選手は地元球団からの指名となりました。
東北福祉大 甲斐生海 選手
「地元なのですごくうれしいです。ファンから愛されるようないい選手になりたい」
また、東北福祉大からは走攻守3拍子揃った外野手の杉澤龍選手もオリックスから4位指名を受けました。
東北福祉大 杉澤龍 選手
「すごくほっとしています。プロ野球界に入っただけで終わりたくないのでプロの世界で長く活躍できる選手になりたいなと思います」